入札制度の改善を求め 区政報告Vol.59
6月25日の定例会区議会において7項目にわたり一般質問を行いました。中でも入札制度の改善について、は区から前向きな答弁が得られました。ここで言う取上げる入札制度とは、老朽化が進む区内の小中学校を建て替えるにあたり、区内の業者が優先的に受注できるような仕組みを区が独自に作ったものですを指します。もちろん業者の数が多ければ、十分に競争が成立するのですがし問題ないのですが、残念ながら現在の江戸川区内には学校建設の本体工事を単独で請け負える企業はほとんどないと言えます。つまり、入札制度の前提となる条件が成立していないという事になります。
そのため参加する業者は少なく増えず、今回の契約議案も9件中6件で一者しか応札がありませんでした。一者だけの入札は、競争性、公平性という重要な要素を欠いてしまいます観点から好ましくありません。私は『区外業者への積極的開放』を視野に入れた見直しを要求し、今回の区の答弁では、制度導入から10年が経過している事もあり、制度の検証を進めていくという前向きなものとなりました。
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