日本一インド人が多い町 区政報告Vol.9
西葛西の町を歩いているとインド人とすれ違う事があります。なぜこの街にインド人が多いのでしょうか?4月1日現在、区内の外国人登録者数は、多い順に中国約12,600人、韓国・朝鮮約4,500人、そして三番目がインドの約3,000人です。日本国内在住のインド人は約2万5千人が暮らし、そのうち1割以上が生活する江戸川区は『日本一インド人が多い町』と言えるのです。
30年程前、証券会社やIT企業の職場がある都心までの利便性やURの住環境、そして大きな川に面した景観が故郷を思い出させるなど好条件からインド人が住み始め、やがて生活を支えるカレーショップやスパイスショップが誕生し最近ではインターナショナルスクールもされるようになりました。
また、あまり知られていませんが、日本がインドの影響を受け始めた時期はとても古く、奈良東大寺の開眼法要との関わりや、『天ぷら』の起源はがインド料理とにあるいう説もあります。
皆さん、まずはカレー店に行ってみましょう。そして気軽に話しかけてみてください。愉快なインド人もたくさんいますよ。
和而不同とは、孔子の『論語』にある言葉です。“和して同ぜず”つまり、人と仲良くするもののいたずらに同調する事はないという意味です。学校や会社、政治の世界にも議会や政党などのグループがありますが、自分がどのような組織に属しても流れに身を任せる事なく主張すべきは主張する事が大切なのです。
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桝 秀行事務所
江戸川区南葛西4-21-3-402 03-6662-7890